カリアリ戦で公式戦3連敗を喫したデブ―ル監督。早くもクビが危うくなっている。(C)Getty Images

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 10月16日のカリアリ戦(セリエA8節)に1-2で敗北し、11位タイまで転落したインテル。公式戦3連敗、シーズントータルでは3勝2分け5敗という低空飛行が続き、早くも新監督のフランク・デブールの首が危うくなっているようだ。
 
 プレシーズン中にもかかわらず突如の契約解除に至ったロベルト・マンチーニの後任として、開幕2週間前の8月9日に招聘されたデブール監督だが、なかなかチームを軌道に乗せられず大苦戦。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など現地メディアは、10月20日のサウサンプトン戦(ヨーロッパリーグ3節)、23日のアタランタ戦(セリエA9節)の結果次第で、インテルが監督交代に踏み切ると報じている。
 
 気になる後任候補だが、元ロシア代表監督のファビオ・カペッロをはじめ、2010年冬から半年だけインテルを指揮したレオナルド、今年1月にローマ指揮官の座を追われたリュディ・ガルシア、今夏に一旦はラツィオと合意しながら僅か2日で辞任した鬼才マルセロ・ビエルサなど大物の名前が取沙汰されている。
 
 ここまではバックアッパーに甘んじる長友佑都の出番にも大きく影響するだけに、デブール監督の去就に注目が集まる。

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