厚生労働省が発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.37倍で、前月と同じ水準だった。

 新規求人倍率(季節調整値)は2.02倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇。正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.88倍で前月と同じ水準。

 有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.1%減で、有効求職者(季節調整値)は0.5%増となった。

 新規求人(原数値)は前年同月比8.8%増。産業別にみると、教育・学習支援業(12.3%増)、宿泊業・飲食サービス業(12.2%増)、医療・福祉(11.3%増)、生活関連サービス業・娯楽業(9.8%増)、卸売業・小売業(9.2%増)などで増加した。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)の最高は東京都の2.01倍、最低は沖縄県の1.00倍で、3カ月続けて全ての都道府県で1倍を上回った。