【群馬グルメ】苺シロップ入りもんじゃ焼きが激マズどころか激ウマ! 伊勢崎もんじゃ
みんなで鉄板を囲んでワイワイ食べるのが楽しい料理といえば、お好み焼きやもんじゃ焼きが代表的ですよね。どちらも入れる具材によって味が変わるため、お店に行ってもメニューのバリエーションが多いのが特徴的です。
どんな具材を入れて作ってもだいたい安定してウマく仕上がるのがお好み焼きともんじゃ焼きですが、なんとかき氷に使うイチゴシロップをもんじゃ焼きの具材として入れる地域があるのだとか……! もんじゃ焼きにイチゴシロップ……そんな組み合わせ、どう考えてもマズイに決まってるだろ!!
もんじゃ焼きにイチゴシロップを入れる習慣は群馬県の伊勢崎市で根付いているとされ、そのもんじゃ焼きのことを『伊勢崎もんじゃ』と言うとのこと。
気になって調べてみると、どうやら伊勢崎市ではこの『伊勢崎もんじゃ』をご当地グルメとして売り出しているらしく、市内のお好み焼き・もんじゃ焼きのお店ならほとんどで『伊勢崎もんじゃ』を食べられるのだとか。
いかにもマズそうな『伊勢崎もんじゃ』ですが、それだけたくさんの店で扱っているということは、もしかしたらウマいのでしょうか……? 気になるので実際に伊勢崎市を訪問し、『伊勢崎もんじゃ』を食べてみることにしました!
『伊勢崎もんじゃ』のホームページに掲載されていたマップを頼りに、適当なお好み焼き屋に入店。早速メニューをチェックしてみると……
うおおおおおっ……! 本当にあった! どうやら伊勢崎もんじゃにもいくつか種類があるようですが、今回のターゲットは『甘口』の伊勢崎もんじゃ。しっかりメニューにも「イチゴシロップ入り」と記されています。実際にメニューを目の当たりにしても、まだ本当にこんな料理があるのが信じられません……。
ここまできて躊躇するわけにもいかないので、とりあえず注文をします! ちなみに料金は税抜189円でした。安い!
そしてしばらくすると、注文した『伊勢崎もんじゃ』の甘口が運ばれてきました!
ドーーーーーーンッ!!!! 本当にイチゴシロップだ!! 信じられません!!
「そのまま焼いたほうが絶対ウマいよなあ……」と思いつつも、もんじゃ焼きにイチゴシロップを投入します。
イチゴシロップを投入してかき混ぜると、もんじゃ焼きはほんのり赤みを帯びた色に変わりました。かき混ぜていて気がついたのですが、他の具材はキャベツしかなく、しかもかなり少量。これはダイレクトにイチゴの風味を味わうことになりそうな予感です……。
今回調理と試食を担当するのはトリビアニュース編集部の近所に住む無職のオッサン(自称個人事業主)。まずは不安げな表情を浮かべながらニオイをチェックしてみますが、「鼻が詰まっててわかんねえや」とのこと。まぁニオイはいいのでさっさと調理してもらいましょう。
まずはキャベツを器から取り出し、鉄板の上で焼こうとしますが……やっぱりキャベツ少ねえええええっ!! 他に具材がないので、液体をアツアツの鉄板の上にぶっかけるような感じになってしまうわけですな。
案の定すさまじい蒸気が立ちのぼり、「熱いッスわ! これ熱いッスわ!」と連呼しながらなんとか調理するオッサン。これ、やけどする人がかなり多そうな気がするけど大丈夫なのでしょうか……。
苦戦しながらもなんとか形を整え、もんじゃ焼きっぽくなってきました。水分が蒸発し、色はますます赤みを帯びてきたような気がします……!
さあ、いい感じに焼けてきたのでいよいよ実食です! 果たして『伊勢崎もんじゃ』の甘口はどんな味がするのでしょうか!?
『伊勢崎もんじゃ』を口に含み、しばらく考え込んでいるかのような表情を浮かべていたオッサンですが、なんといきなり表情を崩して、何度も『伊勢崎もんじゃ』を口に運び始めました……! なんと意外にも良い反応です!!
「これ、甘じょっぱいせんべいみたいな味ッス。砂糖醤油の味ッスね。イチゴっぽい風味はほとんどなくて、純粋に砂糖醤油味のもんじゃ焼きとして食べられるッス。あと具材が少ないから、食事じゃなくておやつっぽい感覚で食べられるッス。おやつとして食べるなら全然ありッスね! むしろ激ウマッス!!」
オッサンが良い反応を示したことを確認してから記者も味見をしてみましたが、確かにウマい……! 特にカリカリに焼き上げた部分は味も食感もますますせんべいっぽくなっていて、ついついつまみたくなってしまいます。
食事として食べるもんじゃ焼きとは別ジャンルになるかもしれませんが、これが店のメニューにあったら頼みたくなってしまうかも。これは素晴らしい発見でした!
せっかくなので最後に『伊勢崎もんじゃ』の甘辛味も食べてみることに。辛口の『伊勢崎もんじゃ』とはイチゴシロップのかわりにカレー粉を入れるそうなのですが、甘辛口はなんとイチゴシロップとカレー粉を一緒に入れるというのです……!!
こちらは食べた瞬間にオッサンも苦悶の表情。さすがにイチゴシロップとカレー粉ともんじゃ焼きの組み合わせはハードルが高いと言えるでしょう。オッサンが「よくもだましたアアアア!! だましてくれたなアアアアア!!」と叫んでました。
もんじゃ焼きの新しい発見ができるであろう『伊勢崎もんじゃ』。もんじゃ焼きが好きな方にはぜひ一度体験してみていただきたいですね。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/
イチゴシロップを入れるもんじゃ焼き
どんな具材を入れて作ってもだいたい安定してウマく仕上がるのがお好み焼きともんじゃ焼きですが、なんとかき氷に使うイチゴシロップをもんじゃ焼きの具材として入れる地域があるのだとか……! もんじゃ焼きにイチゴシロップ……そんな組み合わせ、どう考えてもマズイに決まってるだろ!!
群馬県の『伊勢崎もんじゃ』
もんじゃ焼きにイチゴシロップを入れる習慣は群馬県の伊勢崎市で根付いているとされ、そのもんじゃ焼きのことを『伊勢崎もんじゃ』と言うとのこと。
実際に食べてみることに
気になって調べてみると、どうやら伊勢崎市ではこの『伊勢崎もんじゃ』をご当地グルメとして売り出しているらしく、市内のお好み焼き・もんじゃ焼きのお店ならほとんどで『伊勢崎もんじゃ』を食べられるのだとか。
いかにもマズそうな『伊勢崎もんじゃ』ですが、それだけたくさんの店で扱っているということは、もしかしたらウマいのでしょうか……? 気になるので実際に伊勢崎市を訪問し、『伊勢崎もんじゃ』を食べてみることにしました!
本当に売ってた!
『伊勢崎もんじゃ』のホームページに掲載されていたマップを頼りに、適当なお好み焼き屋に入店。早速メニューをチェックしてみると……
うおおおおおっ……! 本当にあった! どうやら伊勢崎もんじゃにもいくつか種類があるようですが、今回のターゲットは『甘口』の伊勢崎もんじゃ。しっかりメニューにも「イチゴシロップ入り」と記されています。実際にメニューを目の当たりにしても、まだ本当にこんな料理があるのが信じられません……。
ここまできて躊躇するわけにもいかないので、とりあえず注文をします! ちなみに料金は税抜189円でした。安い!
これが『伊勢崎もんじゃ(甘口)』だ!!
そしてしばらくすると、注文した『伊勢崎もんじゃ』の甘口が運ばれてきました!
ドーーーーーーンッ!!!! 本当にイチゴシロップだ!! 信じられません!!
「そのまま焼いたほうが絶対ウマいよなあ……」と思いつつも、もんじゃ焼きにイチゴシロップを投入します。
イチゴシロップを投入してかき混ぜると、もんじゃ焼きはほんのり赤みを帯びた色に変わりました。かき混ぜていて気がついたのですが、他の具材はキャベツしかなく、しかもかなり少量。これはダイレクトにイチゴの風味を味わうことになりそうな予感です……。
オッサンが調理&試食
今回調理と試食を担当するのはトリビアニュース編集部の近所に住む無職のオッサン(自称個人事業主)。まずは不安げな表情を浮かべながらニオイをチェックしてみますが、「鼻が詰まっててわかんねえや」とのこと。まぁニオイはいいのでさっさと調理してもらいましょう。
まずはキャベツを器から取り出し、鉄板の上で焼こうとしますが……やっぱりキャベツ少ねえええええっ!! 他に具材がないので、液体をアツアツの鉄板の上にぶっかけるような感じになってしまうわけですな。
案の定すさまじい蒸気が立ちのぼり、「熱いッスわ! これ熱いッスわ!」と連呼しながらなんとか調理するオッサン。これ、やけどする人がかなり多そうな気がするけど大丈夫なのでしょうか……。
やはり赤みを帯びている……
苦戦しながらもなんとか形を整え、もんじゃ焼きっぽくなってきました。水分が蒸発し、色はますます赤みを帯びてきたような気がします……!
さあ、いい感じに焼けてきたのでいよいよ実食です! 果たして『伊勢崎もんじゃ』の甘口はどんな味がするのでしょうか!?
意外にもマジウマ!!
『伊勢崎もんじゃ』を口に含み、しばらく考え込んでいるかのような表情を浮かべていたオッサンですが、なんといきなり表情を崩して、何度も『伊勢崎もんじゃ』を口に運び始めました……! なんと意外にも良い反応です!!
オッサンの感想
「これ、甘じょっぱいせんべいみたいな味ッス。砂糖醤油の味ッスね。イチゴっぽい風味はほとんどなくて、純粋に砂糖醤油味のもんじゃ焼きとして食べられるッス。あと具材が少ないから、食事じゃなくておやつっぽい感覚で食べられるッス。おやつとして食べるなら全然ありッスね! むしろ激ウマッス!!」
カリカリの部分が特に激ウマ!
オッサンが良い反応を示したことを確認してから記者も味見をしてみましたが、確かにウマい……! 特にカリカリに焼き上げた部分は味も食感もますますせんべいっぽくなっていて、ついついつまみたくなってしまいます。
食事として食べるもんじゃ焼きとは別ジャンルになるかもしれませんが、これが店のメニューにあったら頼みたくなってしまうかも。これは素晴らしい発見でした!
最後に甘辛味も食べてみた
せっかくなので最後に『伊勢崎もんじゃ』の甘辛味も食べてみることに。辛口の『伊勢崎もんじゃ』とはイチゴシロップのかわりにカレー粉を入れるそうなのですが、甘辛口はなんとイチゴシロップとカレー粉を一緒に入れるというのです……!!
食べた瞬間に苦悶の表情に
こちらは食べた瞬間にオッサンも苦悶の表情。さすがにイチゴシロップとカレー粉ともんじゃ焼きの組み合わせはハードルが高いと言えるでしょう。オッサンが「よくもだましたアアアア!! だましてくれたなアアアアア!!」と叫んでました。
もんじゃ焼きの新しい発見ができるであろう『伊勢崎もんじゃ』。もんじゃ焼きが好きな方にはぜひ一度体験してみていただきたいですね。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/