カントリーマアムを食い尽くす

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 9月の最初の土曜日、今年も遂に「カントリーマアム食べ尽くし祭り」がやって参りました! カントリーマアム食べ尽くし祭 2016 〜定番から新作まで一挙試食できマアム。〜

 昨年あっという間にSOLD OUTし、各SNSでも話題をさらったあの祭。18時開場にも関わらず、そして若干の雨にも関わらず、筆者が到着した17時半には、既にお台場カルチャーカルチャーの前に列を作るクレイジー……、いや、熱心なカントリーマアマー達の姿がそこにはありました。

 入り口で配られたのは、カントリーマアマーバッジ。今日の日付が入っています。もしやこれ、今日のために作ったグッズ……? マニア垂涎の、まさかのカントリーマアマーグッズ。既に商標登録も出願中(?)ということで、不二家さんの抜かりなさと並々ならぬ熱意を、入場そうそうに見せつけられました。



 会場に入ると、これでもかと盛りに盛られた10種のカントリーマアム! これがなんとこの日は食べ放題。不二家が総力をあげて集めたカントリーマアム、その数4500個!!



■不二家広報に怒られちゃう!? 最速で新商品試食

 この日のラインナップは、カントリーマアムづくしの10種類。

・カントリーマアムバニラおなじみファミリーパックのバニラ。筆者はバニラ派なのでカントリーマアムと言えばこれを想像します。

・カントリーマアムココアこちらも定番。バニラに比べると少しほろ苦いココアがアクセントとなる一品。

・カントリーマアム大人のバニラ国産小麦を使用した、よりリッチなバニラ味。この商品のためだけに作られた、特別なチョコチップを使用しています。

・カントリーマアム大人のココア2種類のココアをブレンドして紡がれる、上質で濃厚なほろ苦いクッキー生地。自分にご褒美的な贅沢感が味わえます。

・カントリーマアムミニカカオ70カカオ70%のチョコチップとブラックココアを使用。一口サイズにとじこめられたビターテイストは、正に大人のブレイクタイムにぴったり。

・カントリーマアムVeg国産ごぼう昨今の健康志向の女性をもターゲットにしたVegシリーズ。今回の10種類の中でも異色の存在だったこちらの商品。袋を開けると、ごぼうを彷彿とさせる大地のかほりが。その大地の香りとカントリーマアムのマリアージュを違和感なく仕上げた、不二家の商品開発担当の皆様に拍手を送りたいです。

・カントリーマアムVeg五郎島金時はい、商品名だけでおいしそう。『女子の好きな秋の食べ物ベスト3』に確実にランクインするであろうお芋味。ほっくり、自然な甘さが癒されます。・カントリーマアム焼き栗「まぁ、芋・栗は、秋の定番だよね〜」と思いながら食べたら、「なんじゃこりゃああ!うまい!! うまいよ!!」となった新商品。香ばしい焼き栗が、マジでそのまま詰まっているのではないかと思うクオリティ。緑茶に合いそうな味わい。

 最後に見た目も味わいも、これまでのカントリーマアムとは異なる2商品です。



・カントリーマアムベイクショップ(窯だしチーズタルト)ここまで紹介した商品とはビジュアルも異なります。見た目はもはやチーズタルトです。なめらかでコクのあるチーズのおいしさに、レモンを加えたことによってさわやかさをプラス。

・カントリーマアムベイクショップ(窯だしブラウニー)なんと四角いカントリーマアム。ブラウニーだと思って食べたらカントリーマアムだった、という間違いも起こりそうな一品です。濃厚なチョコぎっしり、カントリーマアムならではのしっとり感が、ブラウニーらしさを加速させています。

 焼き栗や窯だしシリーズは未発売の商品。しかも、プレスリリースもまだという事実が発覚。不二家の関係者以外では、我々が人類最速で味わったと言っても過言ではないほどのフラゲということで、参加者の優越感はピークに達しました。

 この日のために、カルカルのシェフが考案した限定20食のパンケーキも。ふわふわのパンケーキと甘さ控えめのホイップに、砕いたカントリーマアムを絡ませて食べる至極のスイーツ!

■開演前なのに、カントリーマアム7割が消費される

 なんと開場から1時間で、用意されたカントリーマアム7割が消費されてしまいました。会場の胃袋という胃袋が、カントリーマアムでぎゅうぎゅうになり始めたところで、トークライブスタート。

 カントリーマアムの母・不二家の岡部さんと、カントリーマアマー代表・佐藤さんのお2人を迎え、カントリーマアムの歩みをおさらい。カントリーマアムの現在の商品展開や、リニューアルして国産小麦を使用することになったこと、マアマーの基礎知識を洗脳のごとく叩き込まれました。

■マアムへの愛をぶつけろ! 自在にアレンジ☆ トッピング・ウォーズ!!

 続いてはアレンジレシピ大会。我こそはという参加者5名によるコンテストを開催しました。お子様2名と女子3名のアレンジレシピが激突! それぞれ思い思いのアレンジカントリーマアムを披露し、参加者全員の挙手の投票による決選が行われました。

 ちなみに優勝は「家族の便秘を解消したい」という、優しさにあふれながらも、食べ物系イベントにあるまじきテーマをダイレクトに放った作品。 子どもにも容赦しない、大人女子カントリーマアマーには脱帽でした。

 大会後には、参加者全員が各々アレンジレシピに挑戦。フルーツやクリームやチョコレートソースといった定番トッピングに加え、カントリーマアムの母が一押しのあんこや、工場から持ってきたというカントリーマアムに使用しているチョコチップがずらりと並んでいました。

 コンテストに出場しなかったカントリーマアマーたちは、コンテストを見ながら「自分ならばあれとあれを組み合わせるのに……」と思い描いていたのでしょう。司会者の合図とともにトッピングコーナーには長蛇の列。欲望渦巻くトッピング・ウォーズの開幕です‼欲望同様、ホイップクリームを渦巻いちゃう人、もはやカントリーマアムがどこにも見当たらない人などなど、個性豊かなレシピがさく裂したのでした。



■うまいに決まってるでしょ。焼き立てチーズタルト出陣!!

 皆がトッピング・ウォーズに参戦し、自分の陣地(席)を留守にしている間、不二家からは新たな刺客が送り込まれていました。それは、大阪のエキスポシティ内にあるカントリーマアムFACTORYで、爆発的ヒットを飛ばすカントリーマアム焼きチーズタルト。焼き立てアツアツの状態で各席に配布されていました。

 タルト生地は、バターが香ってサックウウウウ‼ チーズ部分はシュワフワとろ〜りで濃厚‼ そして、タルトとチーズの間には、カントリーマアムが息を潜めて隠れていました!“とろ〜り”と、“さくさく”の間のつなぎ役として適役なのは、“しっとり”なんだと知らしめるほどの相性で、カントリーマアムの新たなポテンシャルを惜しむことなく発揮していました。



■カントリーマアム愛が、いま試される! カントリーマアム検定

 最後の大イベントは、カントリーマアム検定2016。全員参加型のクイズ大会です。トークライブでおさらいしたカントリーマアムの歴史や、CMに関するクイズが次々に出され、6問終了時点で残ったのは10名弱。7問目、「20枚入りのカントリーマアムの購入者は、平均で一体何枚カントリーマアムを食べたか」という問題。正解は3.5枚!

 たった一人の正解者は、まさかまさかのイべニアスタッフ……。まじか。取材なのに空気を読まずやってしまいました……。登壇して取材である旨を説明し、優勝は辞退いたしました。敗者復活戦、8問目。一般人には知りえないクイズを制し、優勝した猛者には、スタッフが着用しているものと同じカントリーマアムTシャツが贈られました。

■4500枚食べきらないと、俺たちの夏は終わらないっ!!!

 カントリーマアマー達は互いの健闘を称えあい、無事にイベントは終了。帰り支度をしている私の横では、女性グループが山盛りのカントリーマアムの皿をこの期に及んで新たに運んできて、「まだ、4500枚食べきってないから!」と狂気とも思える発言をし、このイベントに参加する皆さんのカントリーマアムへの愛をしかと感じました。

 カントリーマアムオリジナルバック入りの、豪華なお土産も用意されました。 大きな箱は「ペコちゃん×カントリーマアム ぐるぐるアイスクラッシャー」。これが一人一台もらえるなんて、太っ腹! さらに新発売から定番まで、カントリーマアムもこれまた大量に。ますます「カントリーマーミング」がはかどりそうです。



 昨年よりもパワーアップ。そして不二家さんの全面バックアップによって熱さを増したこちらのイベント。一体来年はどれだけのことになってしまうのか、とても楽しみです。チケットはとにかく即日完売しているようなので、参加したい方はチケット販売スケジュールのこまめなチェックをおすすめします。

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(取材/森嶋千春)

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