11日に行われたセリエA第3節、ローマ対サンプドリアの一戦でスーパーゴールが生まれた。

ホームのローマが8分に先制して迎えた18分、アウェーのサンプドリアはコロンビア代表ルイス・ムリエルのゴールで同点に追いつく。オフサイドラインを突破したムリエルは、後方からのボールを厳しい角度からのダイレクトボレーで叩き込んだ。

その難度の高さから、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、元オランダ代表マルコ・ファン・バス店がEURO88で見せた伝説のボレーに匹敵すると報じている。

スーパーゴールで勢いに乗ったサンプドリアは、前半のうちにファビオ・クアリアレッラのゴールで逆転に成功。強敵ローマを相手にリードしてハーフタイムを迎えた。

だが、ムリエルの一発は勝利につながらなかった。後半から登場したローマの英雄、フランチェスコ・トッティが、見事なパスとPKで1ゴール1アシストを記録。終了間際の再逆転劇で勝ち点3をもぎ取っている。