石田純一に「何がしたかったんだ?」の声殺到 会見から3日で出馬断念
「野党統一候補であれば」との条件付きで東京都知事選への出馬意向を表明していた俳優の石田純一さん(62)が2016年7月11日、出馬を断念した。
11日昼過ぎ放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)に電話で生出演し、11日昼を推薦のタイムリミットに設定していたと明かし、「残念ながら時間切れでした。今回は準備不足でした」と語った。
「今回は準備不足」「残念ながら時間切れ」
冒頭、キャスターの安藤優子さん(57)から「出馬断念ということですか?」と聞かれると、結論については同日中に開く記者会見で発表するとしたが、「その方向です」と答えた。
石田さんは、第三者を介して民進党と話し合いをしていたという。その後、連絡はもらったそうだが、「こういう方向で」と言われるにとどまったといい、自身で決めていたタイムリミットまでに統一候補としての正式な要請はなかったようだ。
「自分としては身を賭して、退路を断って出馬するつもりでしたが、非常に難しかった」「今回は準備不足でした」「残念ながら時間切れでした」
などと、無念さをにじませた。
芸能界の仕事への影響から「今日のお昼ぐらいまでが(時間の)限界」と考えていたといい、「各方面に大変なご迷惑をおかけした」と謝罪。CMやテレビ局との仕事は「(出馬断念により)復帰できるところもあるし、協議というところもある」とした。
「中学生が家出して三日で帰ってきたっていう感じですか」
石田さんは7月8日に会見を開き、「野党統一候補であるならば、ぜひ出させていただきたい」と表明。会見では子育て支援のほか、原発問題や憲法改正などについても熱心に語っていた。
ただ、ネット上などでは「都政ではなく国政の方がいいのでは?」という疑問の声や、条件付きでの出馬表明に対する批判の声も上がっていた。妻でプロゴルファーの東尾理子さん(40)も出馬に反対していた。
わずか数日での出馬断念の報を受け、ネット上では
「中学生が家出して三日で帰ってきたっていう感じですか」
「結局何がしたかったんだ?」
「あまりにもお粗末でしたね」
といった声が相次いでいる。
「ホリエモン」こと実業家の堀江貴文さん(43)はツイッターで「なんだよ笑」と呆れ気味の反応。登山家の野口健さん(42)も「石田純一さんは 何なんだったんだろう」とツイート。拍子抜けしたようだ。