来年1月、TBS系日曜夜9時の『日曜劇場』で木村拓哉のドラマが。そして、同クールで中居正広と草なぎ剛も主演ドラマが内定するなど、独立を画策した元マネージャーのIさん退社後、新体制のSMAPでの仕事が決まり始めているという。
　メンバーの動きに過敏になっているという話もあるジャニーズ事務所。そこには、ある“爆弾”の存在が。グループの“末っ子”香取慎吾だ。小学生から芸能界に身を置きIさんを母親のように慕ってきた香取の、木村に対する失望は、メンバー内でいちばん強いという。
「6月に発行されたフリーペーパー『SmaTIMES』では、彼のオリジナルキャラクター『黒うさぎ』が4羽しか描かれていなかった。これまではメンバーと同数の5羽の描写も多かっただけに、“キムタクが描かれなくなった”とファンの間で推測されています」(アイドル雑誌編集者)
　実際、香取は周囲に“身の上”相談をしているとも。
「この1か月ほどの間で三谷幸喜、山本耕史、八嶋智人ら大河の共演者が集まった『新選組会』が開かれました。当然、主役の慎吾も出席したのですが、その席で“ジャニーズを辞めようかと思っている”と話していたそう。すでに芸能界にも興味を持てなくなってしまったのかもしれません」(芸能プロ関係者)
　草なぎと稲垣吾郎は残留する公算が大だが、仮に中居が“独立”する際、香取の“身受け”先もまた問題となりそう。
「中居の下につくのか、それともジャニーズ自体を辞めてしまうのか。そうなったら香取はSMAPを名乗ることはできず、つまりはSMAPが4人になってしまうということです。それだけは避けたい」(テレビ局スタッフ)
　しかも香取はただの“5分の1”ではない。
「SMAPのコンサート演出は、香取が担当しています。メンバーを誰よりも知っていて、いいところを引き出すことに長けているんですよ。いま、本当に説得すべきは香取のほうで、中居もそれをわかっていて、彼を炊き出しに誘ったんでしょう」(前出・テレビ局スタッフ)
　実際、熊本での炊き出しで中居に同行していた香取には、笑顔が多く見られていたという。
「困難な状況でも懸命に生活している、またSMAPの存在をこんなにも喜んでくれる。そんな被災者の姿を香取が目の当たりにすることで、今後に希望をもってくれたらと考えたんだと思います」(前出・テレビ局スタッフ)