俳優の加藤晴彦(41)が5月6日に放送された関西ローカルの番組で、吉本興業所属の芸人2人に“たかられた”と発言をしてネット上で炎上。加藤はそんな傲慢な性格も災いして、5年ほど前から民放キー局から干されていたことも明らかになった。

 問題の発言は、上沼恵美子が司会を務める『怪傑えみちゃんねる』(関西テレビ)で飛び出した。
 「芸人のAに電話で飲み屋に呼ばれて行ったところ、芸人Bと2人に40万円の飲み代を支払わされたという内容で、ネットでは犯人捜しが始まった。結果、カラテカの入江慎也とオモロー山下だったことが判明したのですが、加藤の話がかなりの作りであることが分かった。ウケ狙いが墓穴を掘ったわけですが、関西のテレビ局もキー局と同じく、そんな加藤は怖くて使えません」(テレビ局関係者)

 加藤はデビュー時、世間を騒がせているベッキー所属の『サンミュージックプロダクション』に所属していたが、女性マネージャーと独立をしたという。
 「突然連絡が取れなくなったので芸能界を辞めたのかと思ったら、ドラマやCMで活躍するようになった。実は女性マネージャーが設立した『R』に移籍していて、業界では“恩知らずな男”と言われましたよ。みのもんたにも擦り寄ったりと、処世術に長けていたのでしょう」(芸能関係者)

 みのもんたが司会を務める『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の準レギュラー的存在でもあった加藤だが、その後、番組からいつの間にか消えていた。加えて、一時同じマンションに住んでいた福山雅治のプッシュで大手芸能プロに移籍したが、同事務所もいつの間にやら退社。
 「みのには、番組に出るたびに銀座の高級クラブでたかっていた。福山についても“俺は福山の友達だから”と得意げに話して女性を次々に口説いていましたよ。それが事務所にバレて、追われるように辞めたんです。しかも、みのや福山にはコバンザメのように接していましたが、年下の共演者やスタッフに対しては傲岸不遜な態度。そのため“加藤とは一緒に仕事したくない”とのクレームが殺到して、民放キー局から干された揚げ句“都落ちタレント”になったんです」(民放テレビマン)

 そこへ来て、反省の色なしの暴露発言。芸能生活自体が崖っぷちに立たされそうだ。