米プルデンシャル証券、GMの投資判断を引き下げ
XFN-ASIAによると、米プルデンシャル証券は16日、自動車最大手GM(ゼネラルモーターズ)の投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に引き下げた。同社アナリストのマイケル・ブルインスタイン氏は、同社の株主価値の回復には、市場の予想以上に長時間を要するとした上で、「逆に言えば、コア事業以外の資産の一部に潜在的な力はあるものの、再建スケジュールは明確ではなく、ここで何の対策も講じられなければ、この機会をとらえようという市場の熱意が冷めてしまう」との判断を示した。ただ、業績予想と目標株価33ドルは据え置いた。ニューヨーク証券取引所での同社の株価は投資判断の引き下げで一時下落したものの、前日比0.1%高の31.01ドルで引けた。 【了】