ロシア、国営石油会社の株最大49%を中国CNPCに売却か
XFN-ASIAによると、ロシア政府は、中国石油最大手のCNPC(中国石油天然気集団)に国営石油会社のロスネフチの株式を最大49%まで売却する。中国証券報が17日付で報じた。同紙によると、ロシア政府は現在、天然ガス独占企業のガスプロムの株式を38%保有しているが、これを過半数まで買い進めるため、少なくとも75-80億ドル(約8000-8600億円)の資金が必要となっており、このため、ロスネフチの株式を売却することにしたとしている。ロシアのフリステンコ産業エネルギー相は、今月下旬に中国を訪問する予定で、ロスネフチ株の売却について、CNPC側と話し合いを持つという。しかし、ロシアの産業エネルギー省の報道官は、この報道を否定している。【了】