AFX通信によると、ドイツ政府は、ドイツでのヘッジ・ファンドの活動状況をより緊密に監督するための法整備を検討している。現地紙ウェルトが、政府報道官のコメントとして報じた。それによると、シュローダー首相が関係閣僚に対し、主要分野で新たな法案作りの可能性を検討するよう直接指示した。同報道官は「外資の投資には関心があるが、仕事や会社を破壊するような、投機的な投資には興味がない」と語った。

  今回の政府の動きは、ドイツ取引所のザイフェルトCEO(最高経営責任者)らが、ヘッジ・ファンドの株主と公に衝突し、辞任に追い込まれた騒動に続くものとなった。 【了】