家でつくるイタリアンが「シェフの味」になるコツ、秘訣はドライトマト！

「ボタニカル」＝「植物」の力でキレイと元気を磨くをコンセプトにお届けしている、TOKYO FMの番組「NOEVIR BOTANICAL LIFE」 http://www.tfm.co.jp/link.php?id=6497。

5月20日の放送は、「野菜」や「ハーブ」を使ったメニューや料理のコツをお届けする「ボタニカル・レシピ」のコーナーで、人気イタリアン・レストラン「アロマフレスカ」の原田慎次シェフに、家でつくるイタリアンが「シェフの味」になるコツを教えていただきました。



秘訣はドライトマト。お料理に “ちょい足し”するだけ



今回教えていただいたイタリアンのコツは、「ドライトマト」を取り入れること。「ドライトマトの魅力は、フレッシュトマトにはない酸味と甘みがぎゅっと凝縮された味わいです。これが料理のアクセントになるため、アロマフレスカでも、多くのメニューで活躍していますよ」と原田シェフ。

例えば、肉料理の付け合わせの野菜炒め。これにドライトマトを刻んでいれるだけで、料理のクオリティが一気に格上げされます。フライパンで肉を焼いた後、肉の風味が残ったフライパンで野菜を炒めます。そこにドライトマトと、お好みでアンチョビやケッパーを加えてさらに炒めます。炒めた野菜を肉に添えたら、最後にフライパンに残った汁を肉のソースとしてかけて完成。トマトの凝縮されたコクが広がった“洋風お肉料理”が、「ドライトマト」の力で、こんなにも簡単にできてしまいます。

「みなさん使い慣れていないだけで、ドライトマトに合わない食材は、あまりないんです。いつものパスタにちょっとドライトマトを足してみたり、焼き魚に添える大根おろしにドライトマトを細かく刻んで混ぜたりしても、料理として様になりますよ」と原田シェフ。



ドライトマトは自宅でも作れる！

料理の幅が広がり、保存性が高まるだけでなく、栄養価も高いというのがドライトマトのすごいところ。ビタミンCは生のトマトの数倍。それ以外にも、リコピンをはじめ、カリウムやビタミンD、食物繊維もギュッと凝縮されていて、美容にとても良い食材です。

最後に、自宅でドライトマトを作る際のレシピをご紹介。半分に切ったミニトマトに塩とオリーブオイルを軽くふり、80〜100度に調整した低温のオーブンに入れて、待つこと3時間〜5時間。これだけであっという間に自家製ドライトマトの出来上がりです。ぜひ取り入れてみてください。

TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介する「NOEVIR BOTANICAL LIFE」 http://www.tfm.co.jp/link.php?id=6497をオンエア。次回5月27日の放送は「ボタニスト」がテーマ。「代々木VILLAGE」のお庭を手掛けた、プラントハンターの西畠清順さんのお話を伺います。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」 http://www.tfm.co.jp/color/。5月はシンガーの高橋真梨子さんを迎えてお届けしています。どうぞ、お聞き逃しなく。