【東京で味わう地方グルメ】プロゴルファーを育てたラーメン。和歌山ラーメンを都内で味わえるお店、大井町「のりや食堂」に行ってみた。

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世界遺産に登録された「高野山」や「熊野古道」があることで有名な和歌山県。

どちらも古くから信仰を集めた地域で、近年ではパワースポットとしても人気が高まりつつある。

そんな和歌山県は、梅やみかんの生産地として有名で、美味しいグルメも豊富に存在する。

中でも有名なグルメといえば、和歌山ラーメンだ。濃厚な豚骨醤油味が特徴で、全国のご当地ラーメンブームの火付け役となったと言われるラーメンである。

その和歌山ラーメンを都内で味わえるお店といえば、今回紹介する大井町の「のりや食堂」だ。

・人気の和歌山ラーメン店
1998年開業の和歌山ラーメンのお店「のりや食堂」。当時は「のりや」という名前でラーメンのみの販売をしていたが、現在は定食も食べられる「のりや食堂」という名前でリニューアルしている。東京で味わえる本格和歌山ラーメンとして、長く人気を誇るお店で、濃厚な豚骨醤油味が自慢の和歌山ラーメンを求め、毎日多くのお客さんが訪れている。

・実はプロゴルファーの実家
そんな「のりや食堂」は、ゴルフ界でも有名なお店となりつつある。というのも、このお店がプロゴルファーの永井花奈選手の実家だということで話題なのだ。永井選手は現役高校生ながらプロ転向を宣言し、今注目を集めるプロゴルファーである。2014年にアマチュアとして出場した「日本女子オープン」では、単独3位に入賞。日本人アマチュアの最高記録を46年ぶりの更新ということで、大きな話題となった。そんな今をときめくプロゴルファーを育てたお店が、「のりや食堂」なのである。

・完成度の高い一杯
元々サラリーマンだったというご主人が、独学で造り上げた本格派和歌山ラーメン。和歌山ラーメンの特徴である濃厚な豚骨醤油味は守りつつ、食べやすい味にアレンジされたというラーメンは、ご主人の自信作。豚骨と鶏ガラを丸2日かけ煮込み、マイルドな旨味を実現したスープと、コシのある細麺は相性もバツグンだ。また、たっぷり乗せられた九条ねぎはシャキシャキとした食感で、濃厚なスープに爽やかさを加えており、完成度の高さを感じさせる。そして、忘れてはならないのが可愛らしいピンクのかまぼこ。見た目だけでなく味においても、シンプルなラーメンの非常に良いアクセントとなっている。

近年のご当地ラーメン人気の火付け役となった和歌山ラーメン。その和歌山ラーメンを気軽に都内で味わえるお店が、「のりや食堂」。

プロゴルファー永井選手も大好きだという濃厚な和歌山ラーメンは、一度は食べておきたいご当地ラーメンである。

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お店   のりや食堂
住所   東京都品川区東大井5-19-9 アーバンハイム 1F
営業時間 【月〜金】11:30〜14:30、17:30〜24:00
     【土・日・祝】11:30〜15:00、17:30〜21:00
定休日  なし