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東京エレクトロンデバイス(TED)と光コムは12月1日、三次元形状測定器の共同開発に合意したと発表した。

光コムは「光コム方式」と呼ばれる独自技術を三次元形状測定に応用する技術を有しており、両社は同方式の三次元形状測定器を開発していくこととなる。光コム方式は、従来のレーザーやマルチモードの光源を使用する方式とは異なり、少しずつ周波数の異なる光の波が一定の位相関係で同時に存在する「光のくし」を使用する。

両社は光コム方式を搭載した三次元形状測定器の販売を2016年春に開始する予定で、同測定器を市場投入することで自動車、航空部品などの精密加工部品、大型プレス加工などの金属部品の開発支援に加え、製造現場における検査効率の向上に貢献するとしている。