フィオレンティーナは30日のセリエA第14節で、サッスオーロと敵地で1-1と引き分けた。最近のフィオレンティーナはドロー続きだ。エンポリ、バーゼル、そしてこの日のサッスオーロ戦も勝ち点1を得るにとどまった。パウロ・ソウザ監督は満足していない。

「残念だ。困難があることは分かっていた。相手はバランスのとれたチームで、プレーが刻み込まれている。素晴らしいクオリティーがあるんだ。その相手に対し、我々は特に後半、ヨーロッパリーグでエネルギーを消耗したツケを払うことになったからね」

「もっとゴールを奪い、より安心することもできたはずだ。我々は追加点を奪うチャンスをつくった。2-0としていれば、疲労もコントロールできたはずだ。だがそれができず、特に後半に選手たちが疲労を感じることになった」

「最後は勝利を目指してプッシュしたが、残念な結果となったよ。だが、私はチームに満足している。とても素晴らしい努力をした。月曜にもかかわらず、大勢が駆けつけてくれたサポーターのこともうれしい。今は自分たちの道を続けるために、再充電することを考えなければいけない」

大きなことを見せられず、後半序盤に暗い表情で交代したジュゼッペ・ロッシについては、次のように述べている。

「彼は仕事をしている。自分のレベルに戻ろうと苦しんでいるところだ。だが、誰もが彼の素晴らしいプレーを期待してしまう。我々は、彼がもっと幸せになれるように助けたい。だからこそ、闘争心を取り戻すことが重要だと分かっている。私は自信を持っているよ。彼はこの2年、とても苦しんだ。簡単なことじゃない。彼は助けを必要としている」