羽生結弦の心境を佐野稔氏が推測 「4回転ジャンプ3つでも平昌はキツい」
29日、長野ビッグハットで開催されたフィギュアスケート・NHK杯において、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦は世界最高得点で優勝。カナダのパトリック・チャンが持つ、これまでの最高得点=295.27点を大きく上回る322.40点を叩き出した。
それでも大会後は「フリーに関しては全てのジャンプが綺麗に決まったわけではない。もっと質の高い4回転を目指す」などと興奮しつつも反省の弁を口にしていた羽生。今後は一つ一つのジャンプの精度向上はもちろん、今大会で見せた3度の4回転ジャンプ(4回転サルコウ、4回転トゥループ、4回転トゥループ+3回転トゥループ)を4度に増やす可能性もあるという。
すると同日深夜放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では「平昌五輪 金メダルへの秘策」と題し、羽生の演技を見た日本スケート連盟理事・佐野稔氏が今後の展望を語っている。
「(フリーで4回転を)3つじゃなくて4つ、そこまで考えていると思います」と羽生の心境を推測した佐野氏は、2018年の平昌五輪に向け「多分、羽生君の中でも3つでも平昌はキツいんじゃないかという思いが絶対ある」と強調した。
事実、今大会で2位のボーヤン・ジン(中国)はプログラムに4回転ジャンプを4度組み込んでおり、羽生もそんな彼を「スケート界の将来を見ている」とまで語るほど。それでも新世代のライバル達と鎬を削りながら更なる高みを目指す羽生は、基礎点も難易度も高い4回転ループをプログラムに組み込むべく既に猛練習に励んでいるという。
それでも大会後は「フリーに関しては全てのジャンプが綺麗に決まったわけではない。もっと質の高い4回転を目指す」などと興奮しつつも反省の弁を口にしていた羽生。今後は一つ一つのジャンプの精度向上はもちろん、今大会で見せた3度の4回転ジャンプ(4回転サルコウ、4回転トゥループ、4回転トゥループ+3回転トゥループ)を4度に増やす可能性もあるという。
「(フリーで4回転を)3つじゃなくて4つ、そこまで考えていると思います」と羽生の心境を推測した佐野氏は、2018年の平昌五輪に向け「多分、羽生君の中でも3つでも平昌はキツいんじゃないかという思いが絶対ある」と強調した。
事実、今大会で2位のボーヤン・ジン(中国)はプログラムに4回転ジャンプを4度組み込んでおり、羽生もそんな彼を「スケート界の将来を見ている」とまで語るほど。それでも新世代のライバル達と鎬を削りながら更なる高みを目指す羽生は、基礎点も難易度も高い4回転ループをプログラムに組み込むべく既に猛練習に励んでいるという。