全国各地の「防犯メール」の中から、気になった事案を紹介する本連載。今回は、兵庫県の「ひょうご防犯ネット」へ寄せられた不審者事案を取り上げたい。

へ、変態だ...。画像はイメージです(David Stanleyさん撮影、flickrより)

月曜の朝10時から...

2015年10月26日、10時ごろ。明石市藤江1583番地付近の路上において、不審者事案が発生した。

成人女性が自転車で通行中、年齢が50〜60歳くらいの男に遭遇。男は服の上から女性用の下着(Tシャツの上から赤色花柄のブラジャー)を着用して立っていた。男の身長は160〜165cmくらいで、下は長ズボンを履いていたという。

参った。まさかこのような不審者が実在するとは。趣味は人それぞれだが、公衆の面前というのはよろしくない。しかも、事案が発生したのは月曜の朝10時。なかなか堂に入った変態といえそうだ。

しかし、一方的に決めつけるのもアレなので、ほかの見方を考えてみたい。例えば、罰ゲームの一環だったとか。といっても、男の見た目は50代くらい。おバカな学生でもないし、罰ゲーム説はちょっと無理があるか......。まさか、この男なりの「おしゃれ」というわけでもあるまい。

とにかく、色々な想像が膨らんでしまう不審者事案である。

事案ウォッチ全国の事案情報を紐解き、ときに想像を膨らませながらご紹介。
本連載でお届けする内容が、少しでも身近な犯罪の抑止につながれば幸いだ。