大阪人「人の家賃って聞いたらアカンの?大阪では当たり前なんやけど...」【秘密のケンミンSHOW/東京の視点×大阪の目線】
2015年10月22日放送の「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ系)。東京、大阪出身のウォッチャーコンビが、今回の番組で気になったところをそれぞれチェックする。
2人がそろって注目したのは、大阪府民の人間性を取り上げた話題。人の家賃を尋ねるなど、プライベートに踏み込んでくる大阪のノリに「デリカシーなさすぎ」と憤る東京人。一方の大阪人は、「それには、ちゃんと理由があるんや...」と、大阪ならではのコミュニケーション法を解説してくれた。
大阪のノリにタジタジの東京人。画像はイメージです(Wei-Te Wongさん撮影、flickrより)
東京の視点→「連続転勤ドラマ 辞令は突然に...」
大阪府民って初対面でもフレンドリーに話しかけてくれて、すぐに仲良くなれそうな雰囲気があるけど、東京都民との感覚があまりにも違いすぎて驚愕した。
親しい友達でもないのに自分の部屋の家賃とか、ご馳走した飲み会の金額なんて聞かれたら、デリカシーなさすぎって正直思うし、答えなかったらノリ悪いとか言われそうだよね。それに自分が出した物を、目の前で「美味しくない」や「普通」って言われるなんてありえないよ。値段を聞いて味覚が変わるって、そこは一応鋭いツッコミ入れときたい(笑)。
東京人は一定の距離を保って相手を傷つけないように配慮しながら、少しづつ打ち解けていくのが普通だと思うから、突然大阪に転勤にでもなったら動揺しそうだな。大阪は明るくて楽しい人多そうで羨ましいけど、外からやり取りを見てるのが気楽な気がするね。(kortorさん・東京出身)
大阪では、家賃を聞くのが当たり前?画像はイメージです(Metro Centricさん撮影、flickrより)
大阪の目線→「連続転勤ドラマ 辞令は突然に...」
「連続転勤ドラマ」が大阪やったけど、家賃は普通に聞くなあ。その後に「そんなに安いのにこんなに素敵な家なんやねぇ」ってほめる話にもっていけるし、飲みに連れていってもらって「高かったんとちゃいますか?」と聞くのは「(そんなにご馳走していただいて)ありがとうございます」に繋がるんやで。あと、道を説明する時に擬音が多いのもほんまや。そっちのほうがわかりやすくない?
あと「どれだけ話盛るねん!」とテレビの前でツッコミまくったのは、会議の時に面白い話をして場を和ませるってやつね。ケンコバがおる時点で嘘くさいやろ。あの小話も「天王寺」と「四天王寺前夕陽ヶ丘」を間違えるやつなんかおらんわってツッコミ入れたわ。
一番でかい声でツッコミ入れてしまったのは、スタジオに戻った時に西川きよしさんが「(ドラマの主人公の)東京一郎くん、おもろない」って言ったとき。きよっさん、ちょっと言い過ぎでっせ(笑)。(全力で風邪ひき中さん・大阪出身)
東京の視点×大阪の目線東京と大阪、2人のウォッチャーが、東西それぞれの目で同じテーマをウォッチ。東京人の「視点」と大阪人の「目線」、あなたが共感できるのはどっち?