「奇跡の下着」を生み出した社長の次なる挑戦
10月31日、TBS「バース・デイ」では「アスリート下着の革命児 驚きの開発の舞台裏」と題し、累計販売枚数100万枚を誇り、“奇跡の下着”と呼ばれる「包帯パンツ」を生み出したログイン株式会社・野木志郎社長に密着した様子を伝えた。
従業員4人ながらも超激戦区のスポーツ用品市場に乗り込んだ同社。大手通販会社で商品開発を担当していた野木社長は、41歳で実家の下着工場に転職すると、当時観戦した日韓W杯に強いインスピレーションを受けたという。「彼らみたいに日の丸を背負って戦ってる人に対して優れたパンツって作られへんのかなっていうのがそもそものきっかけ」という野木社長は「目覚めた時から寝る時までずっとパンツのこと考えてます」と話す。
その後誕生した「包帯パンツ」は、包帯の編み方を応用した下着で一般的なパンツの約7倍にもなる通気性を実現。汗によるベタ付きを感じないばかりか、包帯ばりの伸縮性で運動時のずれも起こらないという。
まさにアイデアで大手スポーツメーカーと渡り合う野木社長は「やり続けなアカンというのが小さい会社の役目」と語り、今度はマラソン専用靴下の開発に着手。「あの靴の中の環境はとにかく蒸れ蒸れの状態。靴下って汗の逃げ場がない」などと挑戦を決意した。
マラソンブームにより次から次へと関連用品がリリースされている現状も、実際のショップを下見した野木社長は「業界の常識にはない素人発想でどこまで違うことができるか。僕が考えてるやつはここにはないのでちょっとホッとしている」と自信を垣間見せた。
野木社長が発案したマラソン専用靴下は、紙から作られた糸を裏地に編み込むことで優れた吸水性を実現し、包帯パンツと同様の縫い目で通気性を確保したもの。それでも試着したランナーの中には蒸れや水ぶくれを訴える者がおり改善を迫られると、作り直したものは足の甲の部分をメッシュにした他、5本指を3本指にするなど大胆な工夫を施し通気性を最大限に高めた。
改良版はランナー達にも好評でその自信を確信に変えた野木社長。番組の最後には、日の丸カラーとなった完成品を手にし「2020年の東京オリンピックで全員がこれ履いて開会式に臨んでほしい」と野望を口にした。
従業員4人ながらも超激戦区のスポーツ用品市場に乗り込んだ同社。大手通販会社で商品開発を担当していた野木社長は、41歳で実家の下着工場に転職すると、当時観戦した日韓W杯に強いインスピレーションを受けたという。「彼らみたいに日の丸を背負って戦ってる人に対して優れたパンツって作られへんのかなっていうのがそもそものきっかけ」という野木社長は「目覚めた時から寝る時までずっとパンツのこと考えてます」と話す。
まさにアイデアで大手スポーツメーカーと渡り合う野木社長は「やり続けなアカンというのが小さい会社の役目」と語り、今度はマラソン専用靴下の開発に着手。「あの靴の中の環境はとにかく蒸れ蒸れの状態。靴下って汗の逃げ場がない」などと挑戦を決意した。
マラソンブームにより次から次へと関連用品がリリースされている現状も、実際のショップを下見した野木社長は「業界の常識にはない素人発想でどこまで違うことができるか。僕が考えてるやつはここにはないのでちょっとホッとしている」と自信を垣間見せた。
野木社長が発案したマラソン専用靴下は、紙から作られた糸を裏地に編み込むことで優れた吸水性を実現し、包帯パンツと同様の縫い目で通気性を確保したもの。それでも試着したランナーの中には蒸れや水ぶくれを訴える者がおり改善を迫られると、作り直したものは足の甲の部分をメッシュにした他、5本指を3本指にするなど大胆な工夫を施し通気性を最大限に高めた。
改良版はランナー達にも好評でその自信を確信に変えた野木社長。番組の最後には、日の丸カラーとなった完成品を手にし「2020年の東京オリンピックで全員がこれ履いて開会式に臨んでほしい」と野望を口にした。