サモア戦で技ありトライ、山田章仁の高度な技術とは
今月3日、ラグビーW杯イングランド大会1次リーグにおいて、日本代表はサモア代表を相手に26-5で快勝。世界ランキング上位国を撃破し、今大会2勝目、W杯通算3勝目を挙げてベスト8に望みを繋いだ。
この試合でインパクトを残した選手の一人はウィングの山田章仁だろう。前半終了間際、見事なトライを決めるも、後半に入ると相手選手の膝が即頭部を直撃、脳震盪を起こし途中退場を余儀なくされた。幸い脳震盪は軽度で試合後には記者の質問にも応じており、11日のアメリカ戦にも出場できる見通しだという。
そんな折、6日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では「世界が称賛・・・山田章仁(30)トライに隠された極意とは」と題し、山田がサモア戦で見せたトライを元日本代表・吉田義人氏が解説。現地の新聞でも大きく報じられたという“技ありトライ”の凄さを伝えた。
ボールを受けると一瞬立ち止まるかのようにステップを踏んだ山田は、相手のタックルに対し反時計回りに一回転、ヒラリとかわして右隅に飛び込んだ。このプレーについて吉田氏は「一度内側にフェイントをかけているんですよね」と振り返った。
「相手はここでタックルで仕留めないと(山田は)自分の背後1メートルでトライですから。あそこでディフェンダーは仕留めたかったんです」。こうディフェンダーの心理を説明した吉田氏は「ですから内側のフェイントに引っかかってしまった。非常に高いスキルで抜いてトライしましたね」と言葉を続けた。
また同番組では、2013年1月に行われた山田のインタビューも紹介。「ロールは狙ってますね。理想的なのは立ったままロールできたらいい」と語っており、山田はW杯の大舞台で当時理想としていたプレーをまさに実現させたことになる。アメリカ戦でもその妙技を期待したい。
この試合でインパクトを残した選手の一人はウィングの山田章仁だろう。前半終了間際、見事なトライを決めるも、後半に入ると相手選手の膝が即頭部を直撃、脳震盪を起こし途中退場を余儀なくされた。幸い脳震盪は軽度で試合後には記者の質問にも応じており、11日のアメリカ戦にも出場できる見通しだという。
ボールを受けると一瞬立ち止まるかのようにステップを踏んだ山田は、相手のタックルに対し反時計回りに一回転、ヒラリとかわして右隅に飛び込んだ。このプレーについて吉田氏は「一度内側にフェイントをかけているんですよね」と振り返った。
「相手はここでタックルで仕留めないと(山田は)自分の背後1メートルでトライですから。あそこでディフェンダーは仕留めたかったんです」。こうディフェンダーの心理を説明した吉田氏は「ですから内側のフェイントに引っかかってしまった。非常に高いスキルで抜いてトライしましたね」と言葉を続けた。
また同番組では、2013年1月に行われた山田のインタビューも紹介。「ロールは狙ってますね。理想的なのは立ったままロールできたらいい」と語っており、山田はW杯の大舞台で当時理想としていたプレーをまさに実現させたことになる。アメリカ戦でもその妙技を期待したい。