シーズン終了間際となり、イチローの来季2016年シーズンの契約に関して、現在在籍しているマイアミ・マーリンズが前向きとの報道もちらほら聞こえてくる。そんな中、「来年も契約する必要性はあるだろうか?」という議論がMLBの掲示板に投稿された。

イチローは24日のフィリーズ戦に出場するも4打席ヒット無し、あと1本で歴代33位のバリー・ボンズの記録と並ぶ2934安打に届くが、このところ出場機会に恵まれてもヒット本数がなかなか伸びないのが現状だ。

ファンからは「後半戦の不調ぶりは目も当てられない」「前半に比べたら後半戦はほとんど何もしていないに等しい」といった指摘が出てきているが、「ベテランの存在感がある。打率.242は言うほど最悪という訳ではない。来年確実に3000本安打に届くだろうし、バットコントロールもできている」「長打率は特に酷いね、ただ打率に関してはスタメンでももっと良くない選手はいくらでもいる」と擁護する意見もある。

守備力の面から契約を勝ち取れるだろうとする声も複数あり、「外野手としての活躍も考慮しよう、守備率は100%。肩も健在」「信じられないほど素晴らしい守備を今でもする」といった声のほか、「若手のいい手本になる。若手の成長に役立っている」などと、若手中心のマーリンズでの手本になる不可欠な選手との意見も寄せられている。

マーリンズのファンからも「イチローは必要な選手。優秀な守備、堅実な走塁。来年もマーリンズの4番目の外野手として見たい」と、来季残留を望む声が寄せられている。