音楽聴き放題ダウンロード対応で新たな問題!格安スマホ「ROM 32GB」の大きな壁

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先日、音楽聴き放題サービスの「AWA(アワ)」がオフライン対応を開始した。
「Apple Music」のAndroid対応がまだ残るものの、主要な音楽聴き放題サービスはオフライン(ダウンロード)視聴ができるようになったと言えよう。

そして今、「本体容量の不足」という新しい問題が起こっている。

●ROM 16GBで実際に使えるのは10GB未満
愛用している「AWA」がオフライン視聴に対応できるようになったため、これ幸いと格安SIMのスマホに音楽をダウンロードしようとした。
格安SIMは、利用できる通信量は決して多くない。そのためモバイル通信を使うオンライン再生よりも、モバイル通信を必要としないオフライン再生のほうが適しているのだ。

しかし、音楽をダウンロードできるのは本体メモリだけだったのだ。

例えば筆者の使っている「P8 Lite」では約7GB、「Xperia Z3 Compact」にいたっては約5GBした利用できない状況だった。
せっかく32GBのメモリーカードを入れていても、意味が無かったのだ。

これでは、せっかく音楽聴き放題なのに数百曲を入れて楽しむことができない。
音楽聴き放題サービスでオフライン再生を楽しむには、最低でも本体メモリで「ROM 32GB」は欲しい。

●ROM 32GB以上を持つSIMフリースマホはあまり多くない
ハイスペックがメインのキャリア向けスマホとは違い、販売価格を下げているSIMフリースマホには「ROM 32GB」の壁は以外と厚い。
そもそも、本体容量を上げて本体の価格も上げるよりも、外部メモーカードで対応してくださいねというスタンスだからだろう。

そんななか、音楽聴き放題サービスのダウンロードにも耐えられる32GB以上の本体容量を持つ主要なSIMフリースマホは以下となる。

・ZenFone 2(3万5800円〜:税別)
 ASUSのハイスペックSIMフリースマホで、ディスプレイ、カメラなどキャリアスマホに引けをとらない

・honor6 Plus(4万5800円:税別)
 Huawei製の2カメラ搭載スマホで、まるで一眼レフのような背景ボケを活かした写真を手軽に撮影できる


実はこれだけなのだ。
他にも「Neuxs 6」や「iPhone 6/6 Plus」などあるが、7万円以上と高価格となってしまう。

●ほかの解決方法を探る いっそ音楽用に「iPod Touch」を導入するのもアリ
SIMフリースマホで、音楽ダウンロードに耐えられるスマホが少ないなか、解決策は他にもある。

・iPod touch 6を導入

いっそ音楽用に別途購入するのも手だ。楽曲のダウンロードで必要な通信は、自宅のWi-Fiやスマホのテザリングを利用すれば問題ない。
価格も、32GBモデルで2万9800円(税別)と手頃なのもポイントが高い。


・楽曲のビットレートを下げるというワザ

少ない本体メモリに音楽を入れる方法として、1曲ごとの容量を減らす方法も効果アリだ。
ダウンロードの設定でビットレート(音質)を低くすると、高音質でのダウンロードする場合よりも、同じ尾空き容量でも多くの音楽を入れられる。欠点は多少、音質が下がってしまうことだが、そこはガマンしよう。

・多くの曲を入れない

一気に数百曲を入れないで、せいぜい百曲未満にしてみることで、本体容量を圧迫しないように注意する。
オフライン設定(ダウンロード)曲の入れ替えの手間が必要になるが、逆に聞きたい曲だけを絞り込めると思えば、それも楽しむのもアリだ。

格安スマホやミドルスペックスマホにある「ROM 32GB」の壁が意外と厚いことがわかった。
音楽聴き放題サービスを楽しむにあたって、是非、今後は外部メモリーカードへの保存対応を実現してほしいものだ。
布施 繁樹