ああ、頭が痛い! 職場に受け継がれる変なルール「コピー失敗は紙代を自腹で弁償」「お菓子を順番に持ってくる」
日本には「郷に入っては郷に従え」ということわざがあります。職場には、その職場独特の変なルールがあったりします。しかしそのルール、本当に変で困ったことはありませんか? 今回は、働く女性にそんな「うちだけの変なルール」について教えてもらいました。「確かにこれは困る」というエピソードがたくさん寄せられましたよ。
Q.うちのオフィスだけじゃないの?と思う変なルールで悩んだことはありますか?
「ある」9.6%
「ない」90.4%
変なルールに悩んだことがある女性は約1割でしたが、それはどんなルールなのでしょうか。詳しく聞いてみましょう。
■本当に変なルール
・「コピー失敗は紙代を自腹で弁償。しばらくしてなくなったが、かなり怖かった」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「トイレの電気がついているときは誰かが入っているということなのだが、そのときは原則入ってはいけない。個室は2つあるのに」(32歳/金融・証券/営業職)
・「決められた休憩時間以外はお茶を飲んではいけない」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「コーヒーは自費なのに、砂糖やミルクポーションは会社持ち」(33歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
昔は合理的なルールだったものが、変な形で残ってしまっているケースでしょう。誰かのためのルールだったのかもしれませんが、今は「会社は会社、自分は自分」の時代です。自分にとって助かるルールが残っているならいいですが、そうでないルールは誰かが「おかしい」と言わなければなくならないでしょう。
■ちょっと時代遅れなルールが残っている
・「いまだに上司に茶くみやら下っ端で掃除やら、古風な風習が脈々と受け継がれていること」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「有給取るときに全員に許可を取ること」(25歳/医療・福祉/専門職)
・「喫煙所がまだある。建物内にね」(26歳/運輸・倉庫/技術職)
こういった古風なルールが残っているところは案外多いかもしれません。大企業ではかなり少なくなっているでしょうが、中小企業でワンマン社長のところなんかは意識を高く持たないと、変革が起こりづらいのかもしれませんね。内心ではみんな「おかしい」と感じていても、誰かが納得してしまっている以上、続いてきてしまっているのでしょう。
■なんだか面倒なルール
・「女性が手作りお菓子を持っていくこと」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「お局には誰も逆らえないこと」(26歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「お菓子を順番に持ってくる」(28歳/食品・飲料/技術職)
女性にとって面倒なルールはいろいろありそうです。ここに挙げられたのは、誰かが職場全体のためにはじめたことかもしれませんが、その後も「やさしさ」がいびつに残った結果かもしれません。うまく回っているのならいいのですが、誰かが「おかしい」と感じているなら、見直しの時期なのでしょう。
いかがでしょうか。あなたの職場にも「本当はおかしいと思っているんだよね」という変なルールはありませんか? 飲みの席ででも、軽く話題にしてみると大いに盛り上がるかもしれませんよ。
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数156件(22歳〜34歳の働く女性)
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