働く女子に聞いた! 団塊&バブル世代の上司に気がついてほしい「今の社会人の常識」10
いまや企業の重要なポストに就いていることの多い団塊世代やバブル世代。「団塊世代」は現在の60代後半、「バブル世代」は現在の50代前半を指しますが、彼らの活躍した時代と現代とでは、いろいろな事情がちがいます。今回は「団塊&バブル世代の上司に気がついてほしい『今の社会人の常識』」について、働く女子のみなさんに聞いてみました!
●第1位/「残業が当たり前な時代は終わった」……38.9%
○第2位/「飲みニケーションは古い」……31.7%
●第3位/「サービス残業するのは間違っている」……31.2%
○第4位/「仕事とプライベートはわけて考えるべき」……29.9%
●第4位/「女性にお茶くみなどの雑用をさせるのは間違い」……29.9%
○第6位/「だれかが産休や育休をとってもまわるように職場を改善すべき」……28.1%
●第7位/「性別で仕事ができるできないを決めるのはナンセンス」……27.6%
○第8位/「職場で根性論を語るのはナンセンス」……25.8%
●第9位/「ワードやエクセルを使えるようにしておくのは当たり前」……24.4%
○第10位/「仕事が終わったら、上司が残っていても帰るべき」……23.5%
※複数回答式・第11位以下は略。
第1位は38.9%で「残業が当たり前な時代は終わった」でした。現代は、仕事は業務時間内に効率的に終わらせてしまうのがよいとされている時代。ワークライフバランスが重視されていますね。たしかに、プライベートを充実させなければいい仕事はできません。
第2位は31.7%で「飲みニケーションは古い」でした。お酒を飲めない・飲まない・嫌いという人も増えた気がします。もしくは「親しい人としか飲みたくない」というのもよく聞きますね。「ご褒美に飲みに連れて行ってあげよう」というのは上司の勘違いである場合も多々あるみたいですよ。
第3位は31.2%で「サービス残業するのは間違っている」。労働に関する法律の遵守も厳しく叫ばれている昨今では、無給での残業はいやがられます。会社を「生涯をかけて仕えるべき場所」ではなく、単純に「仕事を提供して金銭をもらい受ける契約をしているだけ」と捉える人が増えてきたのかもしれませんね。
どちらがいい悪いではなく、時代ごとに価値観は変わっていくという、ただそれだけの話です。ちがう時代に生まれた人たちが集まるということは、ちがう常識が集まるということ。うまい落としどころをみつけて、わかり合ってやっていくしかありませんね。(タブロイド/佐藤)
※画像は本文と関係ありません。
※『マイナビウーマン』にて2015年5月にWebアンケート。有効回答数221件(マイナビウーマン会員:22歳〜34歳の働く女性)。