新作『宇宙戦争』のワールドプレミアに出席した(左から)トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、スティーブン・スピルバーグ監督(撮影:小木曽浩介)

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映画『宇宙戦争』(UIP配給)のワールドプレミアが13日、東京都港区の六本木ヒルズで行われた。主演俳優のトム・クルーズ(42)、スティーブン・スピルバーグ監督(57)、クルーズの娘を演じた子役のダコタ・ファニング(11)らが記者会見し、世界に先駆けて初試写された超大作をPRした。

 スピルバーグ監督は「世界で最初の上映でとてもハッピー。日本のファンに見ていただけてうれしい」とあいさつ。Tシャツ姿で現れたクルーズは、『マイノリティ・リポート』に続き2度目のタッグを組んだスピルバーグ監督を「映画史上で最高のストーリーテラー」と讃え、「日本に戻ってこられて、たいへん名誉。この映画を本当に誇りに思っている。家族について(監督らと)語り合いながら作った」とアピールした。クルーズに「会見は初めて」と紹介されたファニングも「本当にここに来られてうれしい」と笑顔を振りまいた。

 3人は会見前の撮影会でも息の合ったところを見せ、クルーズがファニングを抱えてポーズを取ったり、記者のカメラを手に取って取材陣を“逆撮影”するなど、ユーモラスな一幕もあった。

 同作品は29日に世界同時公開。13日夜には同所で、3人が出席してグリーティング・セレモニーも開かれる。

 このワールドプレミアは当初、東京都千代田区の日本武道館で開催される予定だったが、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」の海賊版が全米公開直後に出回ったのを受け、盗撮防止などの理由から六本木ヒルズに変更されたこともあり、この日の試写や会見も厳重な警戒態勢の中で行われた。 【了】

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