安倍首相が内閣改造を実施する方針を固めた。集団的自衛権行使容認に関連する法整備や地方創世に向けた体制作りが表向きの理由だが、背景には解散総選挙をにらんだ駆け引きがある。安倍政権は長期政権に向けて大きな転換点を迎えつつある。改造内閣では、安保法制担当相と地方創生担当相が新設される予定。安倍氏が地方創世を重視しているのは、来年春に実施される統一地方選挙が迫っているからである。アベノミクスの効果は