自民党長期政権が崩壊し、後を継いだ民主党も惨敗が予想される中、政界のカオス化が進んでいる。小党乱立はその一端だ。当然、既存秩序が崩れれば、我こそはと色々な種類の人達が名乗りを上げることになる。「自分の葬式代を供託金にしてでも、後の世に伝えたいことがある」と言って出馬した94歳の老人、高校中退、職歴のない(ように見える)28歳の無職青年等、バラエティに富む候補者が名を連ねる。筆者はこれをとてもいいことだ