「震災から4カ月も経つのに、被災地はまだ何も進んでいないんです」。そう悔しそうに語るのは、津波で甚大な被害を受けた宮城県沿岸部を地盤とする小野寺五典(いつのり)・衆院議員(51)だ。小野寺氏は、気仙沼市の出身。現在は、自民党の宮城県連会長を務めている。東日本大震災からの復興を迅速に進めるため、自民、公明、民主の三党の県組織による「宮城県復興協議会」の設立を呼びかけたが、民主党の反対で断念せざるを