北京五輪が終了した。日本選手の活躍に手に汗握ったのはもちろんだが、同時によくも悪くも中国の「大国化」を強烈に意識させられた。日本はこの隣国とどう付き合っていくべきなのかを考えさせられた日々であった。今日は、日中関係について思うことを書いてみたい。小泉政権当時、「靖国問題が日中間の最大の懸案事項」というのが、いわば「通説」となっていた。ここから議論を始めてみたい。もし、この「通説」が正しいなら、