株式会社電通および株式会社ゼンリンデータコムは、正確性と更新性、網羅性において優れた「全国避難所データベース」の提供を開始すると発表した。情報提供手段は、顧客側のサーバーにデータベース情報を取り込む方法と、ユーザーに直接データベース情報を提供する方法の2つを用意している。

2011年に東日本大震災が発生して以降、全国的に防災意識が高まり官民ともに防災情報の提供に取り組んでいるが、不十分、未整備な領域が散見される。とりわけ避難所情報に関しては正確に全国的に網羅し、確実に情報更新を行い信頼性が高いデータベースは存在していない状況にあるという。

そこで電通ゼンリンデータコムが協業し全国約12万件の避難所情報の正確性と網羅性を確保した「全国避難所データベース」を開発・提供。住所による緯度・経度情報の取得、年に複数回の独自調査による情報更新、名称や自治体、定員、利用条件、国土地理院基盤情報の標高や座標など、災害時に避難所情報として求められる12項目の情報を網羅したデータベースになっている。

発表資料
URL:http://www.zenrin-datacom.net/topics/20141222_02.html
2014/12/22