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リクルーティングスタジオは11月4日、スマートフォンアプリ「名字由来net」とウェブサイト「名字由来net(Web)」から「結婚にまつわる名字ランキングベスト30」を発表した。

今回の調査は、名字由来netおよび名字由来net(Web)の名字アクセスデータベースから、結婚にまつわる名字を人数の少ない順に抽出してランキング化したもの。

「結婚にまつわる名字ランキングベスト30」の第1位は、永遠の愛を誓う結婚式にまつわる「誓(ちかい)」さんだった。「誓」さん、2位の「良縁寺(りょうえんじ)」さん、3位の「御縁(みえにし)」さんはいずれも、全国でおよそ10人の希少姓。

9位には全国人数はおよそ70人の「結縁(けちえん)」さんがランクイン。静岡県掛川市にみられる地名で、語源は「結縁寺(けちえんじ)」の名前からきているとされる。現在の岡山県南東部である、備前発祥ともいわれており、岡山県や兵庫県にみられる。

「愛(あい)」さんは15位。現大阪府北部と、兵庫県の一部である摂津国有馬郡藍庄がルーツとされている。近年、千葉県の上総地域、鹿児島県、富山県などにみられる。25位は「祝(いわい)」さん。近年、新潟県、鹿児島県などに多数みられる。28位は「幸(さいわい)」さん。現在の福岡県の一部と大分県の北部である豊前にみられる。鹿児島県大島郡徳之島町が発祥といわれている。

今回のランキングには、7位「指輪(さしわ)」さん、11位「袴(はかま)」さん、14位「式場(しきば)」さん、18位「神社(じんじゃ)」さん、20位「花(はな)」さんなど、結婚式に使うものや、場所と同じ漢字の名字がみられた。4位「喜悦(きえつ)」さん、17位「悦喜(えつき)」さんは同じ漢字を用いた名字で、どちらもランクインした。また、「縁」「結」「喜」「悦」「慶」「寿」「福」「祝」「幸」などおめでたいイメージの漢字を含む名字が多く含まれている。