内田所属シャルケ、監督解任…後任は元チェルシーのディ・マッテオ氏

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 DF内田篤人所属のシャルケは7日、クラブ公式ツイッターにて、イェンス・ケラー監督の解任を発表した。後任には、イタリア人指導者のロベルト・ディ・マッテオ氏が就任すると併せて発表された。

 ケラー氏は1970年生まれの43歳。シャルケのユースチームのコーチを務めていたが、2012年冬にトップチームに昇格して指揮を執っていた。2012−2013シーズンはブンデスリーガ4位、昨シーズンは同3位と安定した成績を残し、チャンピオンズリーグ出場権を獲得。しかし今シーズンは、リーグ戦第7節を終えて2勝2分け3敗の11位に低迷し、DFBポカールでも3部所属のディナモ・ドレスデンに敗れて初戦敗退が決まるなど、苦しい戦いが続いていた。

 後任のディ・マッテオ氏は、1970年生まれの44歳。スイス出身で、現役時代はラツィオやチェルシーなどでプレーした。イタリア代表としても活躍し、1998年のフランス・ワールドカップにも出場。引退後は指導者に転身し、イングランドのミルトン・キーンズ・ドンズやウェスト・ブロムウィッチを率いた後、2011年からはチェルシーで助監督を務めた。以後、チェルシーで暫定監督となり、2012年6月から11月までは監督も務めた。