2013年のミランの決算は、1570万ユーロ（約22億2000万円）の赤字となった。16日の株主総会で承認されている。サラリー総額については、良い傾向にある。１億7640万ユーロ（約250億円）から１億4400万ユーロ（約203億円）と減っているからだ。総支出は400万ユーロ（約５億7000万円）減。収入は２億7590万ユーロ（約390億円）から2億7400万ユーロ（約387億円）となった。

アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長について、次のように話している。

「ベルルスコーニは大変な投資をして、ミランを破産から救った。我々はイタリア、欧州、そして世界で勝ってきた。このクラブにその天賦の才と能力、リソースを注いできた人に、我々は感謝しなければいけない。ベルルスコーニがあと100年続けてくれることを願おう。サポーターとして、私はそう言っておく」

また、ガッリアーニ代表取締役は「新クラブオフィスの功績は私ではなく、バルバラ・ベルルスコーニだ」とコメント。次のように続けている。

「2019年にはオフィスを購入する。契約では金額が定められており、このオプションを行使することが可能なんだ。今回の決算の2013年、我々は３位となり、チャンピオンズリーグのグループリーグを突破した。良い年だった。ミランはUEFAのファイナンシャルフェアプレーを順守している」