野球解説者の清原和博氏

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プロ野球界に衝撃が走った。今月、中日ドラゴンズ谷繁元信のプレーイングマネジャー(選手兼任監督)、落合博満氏のゼネラルマネジャー就任を発表したからだ。

すると、TBS「S1」(12日放送)では、野球解説者・清原和博氏が怒りをあらわにした。番組冒頭、司会の田中裕二が中日監督人事を一面で伝えた日刊スポーツを広げると、清原氏はその紙面の前でサムダウンを連発、田中から「いいから」「後でちゃんと聞きますから」と諭されるも、その行為はCMに入るまで続いた。

番組が再開し、クライマックスシリーズの模様が伝えられると、いよいよ中日監督人事の話題へ。ここで「(中日は強く)なると思うんですけど」と前置きした清原氏は、2011年に落合氏が球団史上初のリーグ連覇をしながらも解任された経緯に触れ、「もともと勝ってても観客動員数が減ったっていうことで解任されたわけです」と矛盾を指摘。

続けて、清原氏は「まあ、僕は立浪がなるのが順当だと思うんですよ。立浪っていうのは巨人で言えば原さんと同じような立場。中日と言えば立浪なんですよ。ファンを無視している感じがするんですね。やっぱり中日ドラゴンズが球場にファンを呼ぶなら、立浪監督っていう姿を僕たちファンは観たい」と、PL学園の後輩・立浪和義氏が中日の監督に相応しいという持論を展開しつつ、選手兼任監督をする谷繁については「古田(敦也)選手が監督兼でやる姿を見て、あれだけ苦悩されている顔を見たことない。あの古田さんが顔に出るくらい。本当に難しいと思う」と否定的に語った。

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