パリ・サンジェルマン(PSG)のカルロ・アンチェロッティ監督が、いよいよ退任に近付いているようだ。3週間にわたって同監督を“クール”に引き留めてきたが、おそらくはイメージが悪くなる状況になっていることを認め、レアル・マドリーへ行くことを認めたようである。

アンチェロッティ監督の後任候補として一番手とされるのが、アンジ・マハチカラのフース・ヒディンク監督だ。12日にスウォンジー・シティのミカエル・ラウドルップ監督も浮上したが、あくまでも代役としての候補だ。いずれにしても、新監督との合意がまとまり次第、アンチェロッティ監督はレアル行きの準備ができるだろう。

イギリスのメディアによると、PSGのプランは、トッテナムのアンドレ・ビラス=ボアス監督を招へいし、さらにMFガレス・ベイルの獲得にも動くというものだ。PSGは8500万ポンド(約125億6000万円)までオファーするという。だが、レアルと激しい争奪戦となるだろう。

一方、同じくイギリスのメディアによると、レアルはマラガMFイスコのマンチェスター・シティ移籍のハードルになるかもしれない。マヌエル・ペジェグリーニ監督の就任が確実になっているマンCだが、イスコの加入はもはや確実ではなくなっているという。