台湾電力、きょうから夏季料金  平均的家庭で月440元増

写真拡大

(台北 1日 中央社)台湾電力公司では6月1日から9月30日まで夏季電気料金調整を実施する。これにより、平均的な家庭で使用量が月当たり95度(kWh)増えれば、夏以外の季節に比べてひと月に440台湾元余り(約1500円)高くなる計算になる。

台湾の電気使用量は平均的な一般家庭の場合、夏は月あたり397kWh、夏以外は302kWh。1kWhにつき12〜25%増しの夏季調整で、95kWhの増加で計算すると441元多い出費となる。

9月の夏季料金調整期間が終わると、今度は10月から値上げも予定されているが、こちらは大量使用者に向けてのもので、2カ月合わせて660kWh以下の一般家庭では1600元以内ですみ、この値上げの影響はないという。

(編集:谷口一康)