ドラマ『家族ゲーム』で主演する櫻井翔が、台詞とはいえ「なにJ-POPの歌詞みたいなこと言ってんだよ!」と口にしたことが話題となっている。櫻井といえばトップアイドルグループ・嵐のメンバーであり、彼らこそJ-POP界を牽引する立場なのだ。その台詞が飛び出した直後から、ツイッターでは「面白かった」、「笑った」といった感想がつぶやかれた。

櫻井翔が演じる家庭教師の吉本荒野が“怖いけど見たくなる”と話題のドラマ『家族ゲーム』の第2話が4月24日に放送された。吉本荒野が教える沼田家の中三の次男・沼田茂之(浦上晟周)が学校でいじめられて落ち込んでいるところに、秀才高校生の長男・沼田慎一(神木隆之介)が言葉をかける場面でのことだ。

「一度立ち止まって、しばらく休んでからまた自分のペースで歩き出せばいい」と弟を励ます兄に、吉本荒野がこう言い放った。「なにJ-POPの歌詞みたいなこと言ってんだよ!」というその台詞には視聴者から大きな反響があり、ツイッターでも「J-POP歌ってんのお前だろ!」、「あなたJ-POP歌ってるじゃないですか。いいねぇ〜」などの感想が次々とツイートされた。

「第2話の白眉は、オリコン年間1位をとったこともある人に『なにJ-POPの歌詞みたいな…』と言わせたとこだな」、「天下の嵐に『なにJ-POPの歌詞みたいな…』って言わせるこのドラマすごい」、「J-POP歌うアイドルがさ、『J-POPの歌詞みたいな…』って言うのよ。すごいよ、家族ゲームのスタッフさん、櫻井翔も…」と斬新な台詞に感心するツイートも少なくない。ドラマ中の台詞とはいえ、嵐の櫻井翔がJ-POPの歌詞を鼻で笑う設定に驚いた視聴者がかなりいたと思われる。

ちなみに吉本荒野は「なにJ-POPの歌詞みたいなこと言ってんだよ!」と吐き捨てた後に、「成功者で立ち止まった者なんていない」ということをつけ加える。J-POPのトップに立つ嵐も立ち止まってはいない。それに彼らには「歩き出す」よりも、ヒット曲“Happiness”の「♪走りだせ〜、走りだせ〜」の歌詞が似合う。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)