――いずれにしても、PXCでは2試合連続で一本勝ち。タイトル挑戦をアピールしました。

「5月にタイトル挑戦したいです。獲れるモノは、獲っておきたい。試合前からアピールすることは考えていました。メインがバンタム級だったので、しっかりとインパクトを残してマイクアピールをして、タイトルマッチという流れに持っていけるようにって考えていました。

メインで勝った方(カイル・アグオン)はデカかったですね。外国人選手と戦っていくということは、ああいう選手がドンドンと出てくるんでしょうね。でも、自分は自分なので体重を増やそうとか思わず、普段も70キロを切るぐらいでいようと思います」

――来週からユライア・フェイバーのチーム・アルファメールで練習を行うそうですね。

「ハイ、本気で上を目指すなら、今のトップは海外にいるので、そこで練習しないといつまでも追いつけないと思います。今まで行きたいと言っていても、自分のなかにストッパーがあって、それが言い訳になってしまっていました。そのストッパーが最近、外れたんです」

――11月の試合から3月、そして5月と体を休める暇もありません。

「ぜんぜん、休めていないです。仕事の方もできていなくて……。でも、職場の人の理解が本当にあって感謝しています。2月から3月に試合が延び、それでも米国の方に練習にも行かせてくれる。だからこそ、本気で格闘技に取り組みたいです。アルファメールでは、今回の反省も踏まえて勉強し、これから年に3回ぐらいは米国で修行したいと思っています」