事務所社長の解任騒動からご難続きの小林幸子。今度は所属レコード会社の契約解除でいよいよ歌手活動にも黄信号がともっている。そんなやさき、本誌は35年前に撮影されていた“幻のヌード”を発掘。「愚か者〜!」と周囲に言われかねない封印過去の裏には事務所スタッフとの愛憎渦巻く禍根があったというのだ。

「35年前に構図がそっくり」

 小林幸子(58)を巡るゴタゴタはいよいよ、最終局面を迎えつつあるようだ。個人事務所の社長だったSさんと専務を今年4月に解任すると、Sさんサイドが反発する“お家騒動”にまで発展。6月になって、和解金として総額6000万円を小林側が支払うことで、一件落着したはずだった。

 ところが8月20日になって、今度は所属レコード会社を“契約解除”していたことが明らかになったのだ。

 芸能記者が明かす。

「6月発売予定だった新曲『絆坂』は、『何が絆だ』と内外から反感を買い発売を延期。本人は『34年連続紅白出場を何としても目指したいの』と、インディーズからCDを出すと意気込んでいる。そこで、17年間所属したレコード会社『日本コロムビア』との契約の解除を申し出たのが真相です。ただ、前途はかなり厳しいですね」

 今回のお家騒動の背景には、前社長のSさんと昨年11月に、小林と結婚した8歳年下の医療系会社社長のH氏との確執が原因と言われている。2人は衣装の費用の金額などを巡って対立。ところが、小林が完全に夫のHさんに肩入れしたことで事態が悪化した。

 そして、さるベテランの音楽関係者は、今回の騒動が「あの時とダブって見える」と言って、声を潜めてこう語るのだ。

「小林は、自分がホレ込むととことん尽くすところがある。実は、35年前にも当時所属していた事務所のマネジャーだったA氏に入れ込むあまり、『ヌードになったら売れる』とそそのかされ、ヌードを披露したことがあった。ホレ込んだ相手に翻弄されるあたりは、今回の騒動の構図とまるでそっくりですよ」

 ここに1冊の週刊誌がある。1977年6月13日号の「平凡パンチ」こそ、小林が23歳でヌードグラビアを公開した雑誌だ。ヌードグラビアは全部で4ページ。タイトルは〈少女から女に‥‥小林幸子〉とある。だが、表紙での扱いは、登場する4人のグラビア女性の中でも3番手。当時の彼女の“商品力”の程がうかがえる。

 さっそく、問題のグラビアを見ていこう。