サンプドリアが12日にボリアスコへ集合した。これからバルドネッキアでのキャンプに向け、3日間のフィジカルテストを行う。新加入のFWマキシ・ロペスがエドアルド・ガッローネ副会長らとともに記者会見に臨んだ。

「大きな信頼を寄せてくれた会長とクラブに感謝している。気合が入っているよ。試合に出て、グループの一員となり、役に立って、ファンを満足させたいという意欲にあふれている。このサンプドリアは全力を尽くすよ」

「背番号は10番にした。たくさんの重要な歴史を持つ背番号であることは分かっている。僕はすぐにこの責任を負うことにした。(ジャンパオロ・)パッツィーニや(ロベルト・)マンチーニのような選手たちが背負った番号だ。敬意を払い、全力を尽くす。僕らアルゼンチン人にも、10番といえば(ディエゴ・)マラドーナというナンバーワンがいたんだ」

「(ミランのアドリアーノ・)ガッリアーニ代表取締役は、最後まで代理人に連絡し、待つように言ってくれた。でも、僕は前回のマーケットであまりに苦しんだから、サンプのオファーを検討してすぐに受け入れたんだ」

一方、ガッローネ副会長はM・ロペスについて、次のように話している。

「重要な投資だ。我々の攻撃陣にとって大きな選択だよ。彼は、とても組織されたクラブの一員となることができるし、熱意にあふれている。マーケット? さらにチームを改善するために、いくつかの補強をしていくだろう。だが、急いではいない」

MFアンドレア・ポーリはキャンプに招集されていない。パスクアーレ・センシービレSD(スポーツディレクター)は、同選手についてこのように述べた。

「サンプドリアは選択をした。ページをめくることにしたんだ。ポーリ? 彼の道のりを考えれば、もはやサンプドリアの選手と考えることはできないだろう」

最後に、ガッローネ副会長は驚くことに、ミランFWアントニオ・カッサーノのサンプドリア復帰の可能性について言及している。

「今年は時期尚早だが、将来はどうなるか分からない。今の彼はうまくやっている。ミランと契約をしているね。将来的に話すこともあるかもしれないよ」