この春、『めざましテレビ』(フジテレビ系)がリニューアルすることになった。急性リンパ性白血病と診断され、昨年11月から闘病生活に入っている大塚範一キャスターが3月末をもって降板。さらに、代行キャスターを務めていた伊藤利尋アナが昼の生放送番組に抜擢されたため、出演陣の刷新を余儀なくされたのだ。

 新たな陣容はというと、メインキャスターに三宅正治アナが起用され、産休に入る遠藤玲子アナに代わり、ミタパンこと三田友梨佳アナがスポーツ担当に。その一方で7年間にわたって出演してきた皆藤愛子アナが卒業することになった。フジテレビ局員が話す。

「愛ちゃんは功労者ですから、スタッフの間でも卒業を惜しむ声は多かったですね。実は今回のリニューアル、前向きなモノではないんです。三宅さんが後任に選ばれたのだって、結局は適任が見当たらず、消去法だったという話ですから。三宅さんは夜のイメージが強く、視聴率がどう転ぶかわからない。あの脂(あぶら)ギッシュな顔を視聴者が受け入れてくれればいいんですが……」

 そうした不安を補うように、女子アナはオールスター級の顔ぶれだ。

「ショーパンにカトパン、ヤマサキパン。それにミタパンが新加入するでしょ。本来であれば、労働時間が過酷な早朝番組に局の女子アナをそこまで投入することはないんですが、日テレの『ZIP!』が視聴率を伸ばしてきていますからね。上層部はここが正念場とみているのでしょう」(前出・局員)

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