喫煙が原因でがんなどで、2007年に亡くなった国内の死亡者数は、約12万9000人、高血圧が原因で脳卒中などで亡くなった人は約10万4000人と推定されることが、東京大や大阪大などの分析でわかった。2012年1月28日、朝日新聞が報じた。

東京大の渋谷健司教授(国際保健政策学)や池田奈由特任助教らは、高血糖、肥満、飲酒、運動不足、高塩分摂取など16の危険因子で、日本人が07年にどれだけ死亡したのかを分析した。その結果、喫煙、高血圧に次いで死者が多いのは、運動不足、高血糖、高塩分摂取などだった。