英紙『デイリー・ミラー』によると、6日に行われたプレミアリーグのフラム対トッテナム戦で、バルセロナのスカウト長が、多くのクラブが注目するトッテナムMFガレス・ベイルをチェックしていたようだ。

ベイルは5月、月給30万ポンド(約3700万円)でトッテナムとの契約を2015年まで延長している。これまでレアル・マドリー、インテル、ミランが関心を寄せてきた同選手の獲得に、バルセロナは3500万ポンド(約43億円)を基本としたオファーを提示するかもしれないという。

トッテナムは同選手に6000万ポンド(約73億8000万円)の評価額をつけており、それからすれば取るに足りない額だが、国外へ行きたいというベイル自身の希望が、トッテナムに少なくとも交渉のテーブルへとつかせることになるかもしれないそうだ。

また、バルセロナはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが狙うアヤックスMFクリスティアン・エリクセンについても、動くかもしれない。同選手はプレミアリーグのどんなオファーよりも、バルセロナを好むと明言した。

ほかにも、スペインとイングランドのマーケットでは、アスレチック・ビルバオFWフェルナンド・ジョレンテに、トッテナムが関心を抱いている。ハリー・レドナップ監督のお気に入りで、特にトッテナムがマンチェスター・シティからレンタル中のFWエマヌエル・アデバヨールを完全獲得しなかった場合の代役になるかもしれないという。

また、バレンシアとチェルシーの間でも動きがあるかもしれない。チェルシーで出場機会に恵まれていないFWロメル・ルカクのレンタルが話題になっている。アーセナルはベンフィカMFハビ・ガルシアを気に入っているが、代理人によると正式なオファーは届いていないそうだ。