マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリが、『ツイッター』でファンと“チャット”してから、孝行息子になろうとした。バロテッリの“お目付け役”として、マンチェスターに半ば滞在している母親のシルヴィアさんのための買い物に出かけたのだ。

だが、またも“スーペルマリオ”はいたずらっ子の一面をのぞかせた。ガールフレンドのラッフェッラ・フィーコさんと一緒に5時間にわたって買い物した結果、バロテッリは何も持たずに家へ戻ってきたのだ。

正確に言うと、母親の買い物リスト(アイロンやアイロン台、家の掃除道具)に書かれていたものの代わりに、彼は「子供のおもちゃ」でいっぱいのトラックで帰宅したのである。その中にあったのは、ラジコンや大きなトランポリン、スクーター2台に卓球のセットだったという。

もちろん、シルヴィアさんはこれをよく思わなかった。買い物リストに書いた物が本当に必要だったからではない。だが、母親はバロテッリに対して激しく怒ったという(英紙『サン』が報じた)。なお、バロテッリはラッフェッラさんと一緒に大道芸人と写真を撮り、20ポンド(約2430円)をプレゼントしたそうだ。

だが、バロテッリはマンチェスター・ユナイテッドとのダービーでドッピエッタを記録し、6−1という大勝に貢献した。ちょっとしたプレゼントは仕方ないのかもしれない。家の中で遊ぶために花火を買ったわけではないのだから…