韓国美女格闘家が日本のテレビ番組で集団リンチされた?「特に春日には腹が立つ」

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美人ファイターとして知られる韓国の格闘家イム・スジョン(25)選手が日本のバラエティー番組に出演した際、日本の芸人3人から集団リンチを受けたとして韓国で物議をかもしている。

問題となっているのは、7月3日に放送されたTBS『美女アスリート総出演 炎の体育会TV2011』。さまざまな種目の美女アスリートたちに芸人たちが本気で勝ちにいくというバラエティー番組で、イム選手はラストバトルの「シュートボクシング」に登場。今田耕司、品川(品川庄司)、春日(オードリー)の芸人3人と試合に臨んだ。

一見すると日本ではよくあるバラエティーショーなのだが、イム選手にインタビューした韓国メディア『クッキーニュース』の報道よると、イムさんは日本のテレビ局にだまされて出演し、現在激怒しているのだとか。

同メディアの29日付記事「[単独]『日本の放送に騙された』…“美人ファイター”イム・スジョン激情吐露」によると、イム選手はインタビューで次のように語った。

「日本のテレビ局TBSから出演要請を受けた時は、足を負傷していて休みだった」「TBSに足を負傷し休んでいるのだが大丈夫かと聞くと、TBS側は『リアルではなくショーだから大丈夫』と答えた」と説明した。

さらに、「放送5日前に突然連絡が来てテレビ局でミーティングをしに行ったところ、TBS側から『顔は強く殴らないように』と言われた。リングに上がる直前も『顔は殴らないで』と念を押されたのだが、変な感じがしたので私が再び聞くと殴っても良いという返答があったりしてテレビ局関係者も右往左往していた」とテレビ局内部は統制が取れていなかったと指摘した。

また、イム選手は試合で対戦相手のオードリー春日から予想以上の攻撃を受けたという。「理解できますよ。男性がリングで女性に殴られたら不快になるでしょう。リングで興奮するかもしれません。それでも、彼(春日)はひどかった。あの時、日本のキックボクシング関係者たちは私に『春日が狂ったようだ。目が変だ』とまで言っていた。彼は、最後私に謝罪もしなかった。本当に残念でした」と不満を語った。

韓国のインターネット上には、「番組を通じて日本がストレスを発散しているようにみえる」「実際に映像を見たけどひどかった」といった意見のほか、「こんなこと言ったらあれだけど(イム選手の)実力がなかったんじゃない?」「確かに日本のテレビ局は間違っていたかもしれないけど、イム選手の発言にはガッカリした」といった意見も書き込まれている。

参照:「集団リンチ論争」イム・スジョン『終わっても謝罪なし』不満 - スポーツソウル
参照:[単独]『日本の放送に騙された』…“美人ファイター”イム・スジョン激情吐露 - クッキーニュース

(文:林由美)

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