ギャルとゴルファーからなる造語=ギャルファーを名乗る21歳、女子プロゴルファー・金田久美子。3日深夜放送、TBS「S1」番組内「Turning Point」のコーナーでは、美女アスリートの一人として19歳で大手スポンサーと契約を果たし、鳴り物入りでプロ入りするも、その一年目は30試合で14回の予選落ちという苦しい日々が続いた彼女にスポットを当てた。

「このままダメなんじゃないかとか、このまま一生勝てないんじゃないかとか。ゴルフ場に着くと涙が出てくるんですよねっていうくらい辛かったです」と振り返る金田。そのターニングポイントとなったのは、福岡ソフトバンクホークスでリハビリ担当コーチを務める斉藤和巳の助言だった。

球団史上最高のエースと呼ばれながらも、ケガにより現役生活を諦めた斉藤の言葉は、「試合に出られることは幸せなこと。頑張ればまたいい流れがくる」というもの。金田は「凄く重みを感じたというか、試合に出られるだけ自分は幸せだと思って、何で楽しめなかったんだろうなって。悪くても良くても、もう一年間楽しんでゴルフしたい」と考えるようになったという。

すると、今年4月のフジサンケイレディスで、8位からの見事な逆転優勝を飾った金田。最終日のスコアは、斉藤の背番号と同じ「66」。番組のカメラに金田は「(斉藤は)“まさか66なんかで優勝したんじゃないやろな”って長いメールくれました」と笑顔で語った。

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