ペルー戦は国内組の底上げに期待
さて、いつの間にかA代表ペルー戦の日がやって来てしまいましたね。
南米選手権がご破算になって、アジア3次予選への準備として重要な位置づけになってしまったキリンカップですが、それでもペルー戦については国内組の底上げに費やしてもらいたいと思っています。
ACLで鹿島・ガンバ・名古屋がベスト16で敗退し、リーグ戦でも調子が出ていないのを見ると、確かに震災やケガ人の影響が大きかった部分はあるでしょうが、それでも今までJリーグを支え続けて来た小笠原や本山、遠藤、明神、玉田といったベテランが、安定した力を継続して出せなくなりつつあるような気がします。
しかもその3チームでの中堅と呼ばれる選手を見ると、鹿島の野澤や青木、ガンバの二川・佐々木、名古屋の小川・田中隼にしても20台後半〜30歳ってところですよ。さらにサブの若手でさえ、鹿島の遠藤やガンバの武井・下平・平井、名古屋の花井・久場といったところも既に20歳を超えてますからね。
小笠原や遠藤らが、20歳の頃にどういう活躍をしていたかを考えると、ベテラン以下が伸び悩んでいる現状を真剣に憂慮しないと、有力な若手が早い時期にJから、または直接海外への移籍を果たしつつあるこれからは、チームはもちろんJリーグ全体のレベルや人気の低下につながってしまいます。
そのためには、まずは国内組が代表において海外組を脅かすぐらいの力を持ち、クラブに経験を持ち帰ると同時に世間のJリーグチームに対する注目を集める事が第一ではないかと思います。
もちろん、ザックは強化よりも育成を優先するという事はやらないと思うので、チャンスは海外組のコンディション次第という事にはなるでしょうが、もしチャンスをつかむ機会があれば、しっかりとアピールを果たして欲しいものです。
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