インテルのGKにカンビアッソ? レオナルド「長友の選択肢はなかった」

写真拡大

 23日に行われたセリエA第34節で、ラツィオに2−1と逆転勝利を収めたインテル。GKジュリオ・セザルの退場で、数的不利に陥りながらも、気迫のこもったプレーでラツィオから勝利を奪った。

 インテルは試合中に一つの問題を抱えていたようだ。退場したセザルに代わりゴールマウスを守ったルーカ・カステラッツィまでもが、太ももを痛めるアクシデントに見舞われていたのだ。カステラッツィは苦痛に顔をゆがめながらも、なんとか試合終了までプレー。GKの交代要員がいなくなっていたインテルのベンチも、ホッと胸をなで下ろしていた。

 試合後、レオナルド監督は、カステラッツィがもしプレー続行不可能となっていたらどうしていたのかとの問いに、冗談を交えながらもこう答えている。

「GKも上手くこなす(エステバン)カンビアッソを送ろうと思っていた。それか、上背がある(マルコ)マテラッツィだね」

「残念ながら、長友(佑都)の選択肢は絶対になかったよ」

【関連記事】
長友の成長を誇るレオナルド「日本のジョカトーレがインテルで主役を演じている」
イタリア紙が長友をマン・オブ・ザ・マッチに選出「ジャポネーゼが再び主役に」
完全移籍に向け追い風、インテル会長が長友を絶賛「ユウトは最高の資質を持っている」
J再開を喜ぶ長友「海外では僕らが盛り上げて、サッカーで勇気を与えられるように」
長友、徹底マークでラツィオ主将の退場を誘発しインテルの逆転勝利に貢献