イングランド代表はユーロ2012予選のウェールズ戦に2−0で勝利したが、この試合に向けて、ファビオ・カペッロ監督からバルセロナのようにプレーしろと指示を受けたと、ジャック・ウィルシャーが明かした。

アーセナルのMFウィルシャーは、チャンピオンズリーグのバルサ戦2試合ともに出場し、バルサのパスゲームについては熟知している。そして、ウェールズ戦で19歳のウィルシャーがスコット・パーカーとフランク・ランパードと組んだイングランドの中盤は見事に相手を封じるのに成功した。

ウィルシャーは、「ファビオはバルサの2試合とも見ていて、バルサのプレッシングがすごいって言ってた。僕らはバルサの試合の映像をいくつか見て、彼らのプレスの仕方を学んだ。数日前にはアーセナル戦の映像をチーム全員で見たんだよ」と言った。

「彼らは世界一のチームだから、彼らのようなチームから学ばなければいけない。おかげで高い位置からプレスをかけ、早い時間にゴールを決めることができた」

フル代表公式戦初出場となったウィルシャーまた、「いい選手がまわりにたくさんいるから、このレベルに慣れるのはさほど大変ではなかった。ランパードやルーニーのおかげで、すごくプレーしやすいんだ」と語っている。