東北を応援する想いが詰まったTシャツを“2万枚”プレゼント

　東北地方太平洋沖地震をうけて従来の「Laugh&Peace」のコンセプトから「東北にエールを送る」というテーマを新たに追加して「Yell,Laugh&Peace」としてスタートした第3回沖縄国際映画祭。21日、本開催前のカウントダウンフェスタが最終日を迎えた。

　最終日もパレットくもじ野外特設ステージなど各所で様々なイベントが催され、スリムクラブ、しずる、パンクブーブー、など人気芸人達が集結。県内数か所を移動しながら、音楽とお笑いのステージイベントを実施する「エール，ラフ＆ピース　LIVE！」では、本映画祭の出品作『月光ノ仮面』で監督を務めた板尾創路が登場し見どころを紹介。会場からは「観に行くよ！」と歓声が飛んだ。

　各イベントの終了後には、被災地支援のため、出演者自ら募金箱を持っての募金活動が行われた。出演者達は長い行列に並んでくれた募金者達との握手や写真撮影、サインにも応じ、交流。「ナベアツのばんそうこう」も手渡したりもした。
　本映画祭では、開催中に募金活動をする他にも、本映画祭の上映作品の有料チケットの半券と引き換えに先着2万名様にオリジナルTシャツをプレゼントするようだ。Tシャツには「私たちにも、できることがきっとあるYell,Lauh&Peace」という東北を応援する想いを込めたメッセージがプリントされている。このTシャツを配布することで、「エールを送る」という輪を広げていこういう狙いがあるようだ。

　第3回沖縄国際映画祭は、カウントダウンのイベントを終え、本日22日から、いよいよ本開催となる。国内外からのスター、映画人、芸人たちが主席するレッドカーペットイベントは16時から行われる。そして、その模様はニコニコ動画で生放送をするようだ（配信サイトはこちら）。

　最新映画を紹介する映画祭としても、チャリティーとしても、ますます注目が集まることであろう。

【第3回沖縄国際映画祭